book

 サマータイム・トラベラー(上)・(下)/新城カズマ/★★☆☆☆

サマー/タイム/トラベラー (1) ハヤカワ文庫 JA (745)新城 カズマ 早川書房 Amazon.co.jp で詳細を見るサマー/タイム/トラベラー2 (ハヤカワ文庫JA)新城 カズマ 早川書房 Amazon.co.jp で詳細を見る 幼馴染みの悠有が時間を跳べることがわかり、夏休みをその…

 ささらさや/加納 朋子/★★★☆☆

ささらさや (幻冬舎文庫)加納 朋子 幻冬舎 Amazon.co.jp で詳細を見る『てるてるあした』の元になった佐々良町の物語。冒頭で、いきなり男性が妻サヤと産まれたばかりのユウ坊を残して交通事故でこの世を去ってしまう。その後、彼が不思議な存在となって彼ら…

 感染/仙川 環/★★★☆☆

感染 (小学館文庫)仙川 環 小学館 Amazon.co.jp で詳細を見る 実はワタクシただいま身ごもっておりまして。胎教?っていうんですか? そういうのちょっと気にした方がいいかな、とか考えて、これまで軽いテーマの小説をなるべく選ぶようにしてたんです。『感…

 さよなら妖精/米澤 穂信/★☆☆☆☆

さよなら妖精 (創元推理文庫)米澤 穂信 東京創元社 Amazon.co.jp で詳細を見る夫のオススメミステリ月間でございます。さてこれが初の米澤穂信なんですが。一時期Amazonさんか何かのレビューで彼の作品に興味を持ったことがあったのだけど、例によってラノベ…

 神様のパズル/機本 伸司/★☆☆☆☆

神様のパズル (ハルキ文庫)機本 伸司 角川春樹事務所 Amazon.co.jp で詳細を見る大学で物理学を専攻している主人公。なぜ物理学なのかはよくわからない、将来何になりたいのかもよくわからないまま適当に就職活動をして適当に卒業するんだろうな、という典型…

 十角館の殺人/綾辻 行人/★★★★★

十角館の殺人 (講談社文庫)綾辻 行人 講談社 Amazon.co.jp で詳細を見るシリーズモノって追いかけなきゃいけないようなイメージがあって、ジャンルが何であろうとずっと敬遠してきたんですが。ついに手を出しました館シリーズ。読んでみたらビンゴ! これで…

 天使はモップを持って/近藤 史恵/★★★☆☆

天使はモップを持って (文春文庫)近藤 史恵 文藝春秋 Amazon.co.jp で詳細を見る最近、面白いミステリが読みたい!というモードに入っておりまして。夫にいくつかオススメを見繕ってもらいました。 10代のギャル(?)でありながらプロのビル清掃員であるキ…

 てるてるあした/加納 朋子/★★★☆☆

てるてるあした (幻冬舎文庫 か 11-2)加納 朋子 幻冬舎 Amazon.co.jp で詳細を見る特に好きというわけでもないのに、加納朋子ってつい買っちゃう作家です。重過ぎず楽に読めるからだろうか。借金で首が回らなくなった両親の元を去った照代は、つてをたどって…

 高く遠く空へ歌ううた/小路 幸也/★★★★☆

高く遠く空へ歌ううた (講談社文庫 し 80-2)小路 幸也 講談社 Amazon.co.jp で詳細を見る完全にタイトル買い。そんで、読んでみたらまた良かったんで大満足。私、この人の著作全部制覇したくなりました。印象としては、男性版小川洋子ってとこか。でも小川洋…

 チーム・バチスタの栄光(上)・(下)/海堂 尊/★★★★☆

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599) (宝島社文庫 599)海堂 尊 宝島社 Amazon.co.jp で詳細を見るチーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600) (宝島社文庫 (600))海堂 尊 宝島社 Amazon.co.jp…

 千里眼 完全版/松岡 圭祐/★★★☆☆

千里眼 完全版 (角川文庫 ま 26-61 クラシックシリーズ 1)松岡 圭祐 角川書店 (2007/09/25)Amazon.co.jp で詳細を見る書店で見かけてからずっと気になっていて、設定はたぶん好みだけどシリーズモノということと、表紙が胡散臭いのと、映画化だかドラマ化だ…

 ありがと。―あのころの宝もの十二話/★★★☆☆

ありがと。―あのころの宝もの十二話 (ダ・ヴィンチブックス)ダヴィンチ編集部 メディアファクトリー (2004/10)Amazon.co.jp で詳細を見るそういえば退院しました。3泊4日で済んでよかった。だいぶ回復しました。さて、これもまたダヴィンチのシリーズ。こう…

 秘密。―私と私のあいだの十二話/★★★☆☆

秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)ダヴィンチ編集部 メディアファクトリー (2005/03)Amazon.co.jp で詳細を見るいろんな作家が、ひとつの物語をAサイド、Bサイドから描くという面白い趣向の短編集。 吉田修一はあまり好きではないのだ…

 笑う招き猫/山本 幸久/★★★☆☆

笑う招き猫 (集英社文庫)山本 幸久 集英社 (2006/01/20)Amazon.co.jp で詳細を見る20代の女性二人が漫才コンビを組み、貧乏やセクハラやライバルと戦いながら絆を深め、頑張っていく物語。 自分自身も音楽を目指していたことがあるので、バイトに明け暮れて…

 ショート・トリップ/森 絵都/★☆☆☆☆

ショート・トリップ (集英社文庫 も 27-2)森 絵都 集英社 (2007/06)Amazon.co.jp で詳細を見る体調不良がMAXまできて、ついに入院することになってしまった。原因はわかっているとはいえかなりつらい。一刻も早く退院したい。入院中に少しでも気を紛らすため…

 明日の記憶/荻原 浩/★★★☆☆

明日の記憶 (光文社文庫)荻原 浩 光文社 (2007/11/08)Amazon.co.jp で詳細を見るバリバリのやり手管理職が若年性アルツハイマーにかかり、職を失い、どんどん記憶がなくなって(後退して)いく話。この手の物語は興味はあるけれどあまりに結末が哀しいので、…

 死亡推定時刻/朔立木/★★★★★

死亡推定時刻 (光文社文庫)朔立木 光文社 (2006/07/12)Amazon.co.jp で詳細を見る最近の一番のヒット。書店で平積みされていたので、知らない作者だけどまあ読んでみるか、それにしてもベタなタイトルじゃなーと思って読み始めてみたら、と、止まらないー!…

 天国はまだ遠く/瀬尾 まいこ/★★★★☆

天国はまだ遠く (新潮文庫)瀬尾 まいこ 新潮社 Amazon.co.jp で詳細を見る瀬尾まいこの作品は割と好きなので期待しすぎていたのかもしれない。自発的に「死のう」と思う人が出てくる作品は、負のエネルギーが大きすぎて好きじゃない。というか、感情移入した…

 福音の少年/あさの あつこ/★★★☆☆

福音の少年 (角川文庫 あ 42-7)あさの あつこ 角川書店 Amazon.co.jp で詳細を見る実は初あさのあつこ。誰かの作品で解説を書いているのを読んで、「この人の書いた物語を読みたい!」と思わせる文章だったのですごく印象に残っていた。人の解説でこんなに魅…

 Teen Age/角田 光代 瀬尾まいこ 藤野 千夜 椰月 美智子 野中 ともそ 島本 理生 川上 弘美/★★☆☆☆

Teen Age (双葉文庫 か 30-1)角田 光代 瀬尾まいこ 藤野 千夜 椰月 美智子 野中 ともそ 島本 理生 川上 弘美 双葉社 Amazon.co.jp で詳細を見る

卵の緒/瀬尾 まいこ/★★★★★

卵の緒 (新潮文庫 せ 12-2)瀬尾 まいこ 新潮社 (2007/06) Amazon.co.jp で詳細を見る

 幻の声―髪結い伊三次捕物余話/宇江佐 真理/★★★★☆

幻の声―髪結い伊三次捕物余話 (文春文庫)宇江佐 真理 文藝春秋 (2000/04) Amazon.co.jp で詳細を見る同著者の「卵のふわふわ」で市井モノに魅力を感じ、たくさん出ている著書の中からとりあえず読みやすそうなシリーズを選んでみた。 捕り物の面白さもさるこ…

 月曜日の水玉模様/加納 朋子/★★★☆☆

月曜日の水玉模様 (集英社文庫)加納 朋子 集英社 (2001/10) Amazon.co.jp で詳細を見る 以前「ななつのこ」を薦められて初めて知った加納朋子、まあいつかは読もうかという程度には興味があって、たまたま書店で平積みされてた中で表紙が目立っていたので手…

 天下り酒場/原 宏一/★★★☆☆

天下り酒場 (祥伝社文庫 は 8-2)原 宏一 祥伝社 (2007/10) Amazon.co.jp で詳細を見る前作の「床下仙人 (祥伝社文庫)」で“読むリスト”に入ることになった原作品の2作目。これも短編集。例によって設定が非常にへんてこりんで、エピソードが世の中を風刺して…

 手のひらの蝶/小笠原 慧/★★★★☆

手のひらの蝶 (角川文庫)小笠原 慧 角川書店 (2005/08/25) Amazon.co.jp で詳細を見る ハラハラしっぱなしのミステリ、というかバイオホラー? 何度「志村うしろーーーー!!!」と叫びそうになったことか。文字通り手に汗を握って読み進むうち、クライマッ…

 卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし/宇江佐 真理/★★★★★

卵のふわふわ 八丁堀喰い物草紙・江戸前でもなし (講談社文庫)宇江佐 真理 講談社 (2007/07/14) Amazon.co.jp で詳細を見る完全にタイトル買いなんですが、言うてもまあ江戸の市井モノだし多少は楽しめるっしょ、なんて軽い気持ちで手に取ったところ、これが…

 パズラー―謎と論理のエンタテインメント/西澤 保彦/★★★☆☆

パズラー―謎と論理のエンタテインメント (集英社文庫 に 11-3)西澤 保彦 集英社 (2007/09/20) Amazon.co.jp で詳細を見る あれー? 久々の西澤保彦だったのだけど、こんなんだったっけ?と思ってしまった。『7回死んだ男』の印象が強くて、期待しすぎたのか…

 床下仙人/原 宏一/★★★★☆

床下仙人 (祥伝社文庫)原 宏一 祥伝社 (2001/01) Amazon.co.jp で詳細を見る "中古で一戸建てを買ったら床下に人がいた!" こういう突拍子のない設定が好きなもので、書店で衝動買い。 現代の日本を象徴した、シニカルな内容の短編集。男性の視点で「女って…

 沈黙/アビシニアン/古川 日出男/★★★☆☆

沈黙/アビシニアン (角川文庫)古川 日出男 角川書店 (2003/07) Amazon.co.jp で詳細を見る 以前読んだ『13』では色彩がテーマだったけれど、今度のテーマは音と匂い。古川日出男は“感覚”を題材にするアートな作家、というイメージが固まりつつある。 「沈黙…

 アーモンド入りチョコレートのワルツ/森 絵都/★★★☆☆

アーモンド入りチョコレートのワルツ (角川文庫)森 絵都 角川書店 (2005/06/25) Amazon.co.jp で詳細を見る