2008年総括

今年1年読んだものベスト10。2008年は能動的に読もうと思って買ったものは少なく、家にあるもの(夫の蔵書)から読みたいものを適当に選んだり、夫に薦めてもらったりが多かった。トータルで51冊。毎年、年間100冊を目標にしてるのに、半分しか行かなかったのは残念だなー。年々の読書数下降を食い止められたけども。いつになったら達成できるものやら。

1. 容疑者Xの献身/東野 圭吾

2. 十角館の殺人綾辻 行人

3. ノルウェイの森(上)・(下)/村上 春樹

4. 死亡推定時刻/朔立木

5. 南の島のティオ/池澤 夏樹

6. チーム・バチスタの栄光(上)・(下)/海堂 尊

7. 空を見上げる古い歌を口ずさむ/小路 幸也

8. ホームタウン/小路 幸也

9. 高く遠く空へ歌ううた/小路 幸也

10. うそうそ/畠中 恵


容疑者Xの献身 東野作品はそれなりに面白いから外れないだろう程度の期待を大きく覆されて、ガツンとやられた。石神のシナリオの完璧さ=東野圭吾すげーーー。って改めて思った。

十角館の殺人 トリックがわかった瞬間の衝撃がものすごかった。ミステリは最高のエンターテイメントだ! 面白いー!!!ってすごく思えた作品でした。

ノルウェイの森 この歳で読んだせいか、ものすごい感銘を受けた。読後、なんであんなに涙があふれたのかわからない。夫にこれは素晴らしい! 素晴らしい!と言い続けていた。

『死亡推定時刻』 まったく知らない作家の作品だったけど、いっきにのめり込んで読んだ。その「やめられない感」がすごかったので。ラストのもやもやが心残り。

『南の島のティオ』 ふとした時に何度も読み返したいなあと思った。大好きな感じ。

チーム・バチスタの栄光 ベタだなーと思いつつ、医療モノが好きなので。よくできてると思う。

『空を見上げる古い歌を口ずさむ』 『ホームタウン』 『高く遠く空へ歌ううた』 今年は小路幸也を知ったのが大きな収穫だった。

『うそうそ』 まあ、オマケっぽい感じのランク入りです。シリーズの中では意外と面白かったので。