ブギーポップは笑わない/★☆☆☆☆

タイトルを見て、“へたくそなロックバンドやってるフリーターが三角関係でへこみつつもなんだかんだあって立ち直る映画”という勝手なイメージ*1を抱いていたので、始まって30秒であまりの予想外っぷりにのけぞりました。予備知識皆無にしてももう少しなんかあるだろ私よ。ああ、思い込みって恐ろしい。
要はラノベの映画化だそうで、SF中2ホラーだなーと思いました。中2脳が健在の人は楽しめると思います。残念なことに私は中2脳は中2の頃に置き忘れてきてしまったようです。

あとファンの方には大変申し訳ないのですが、寺脇康文が出てきた瞬間にイラッと来たら最後、観終えても彼の顔ばかりが鮮明にまぶたに焼き付いておりまして、彼の「観た人の記憶に最後まで残ってしまう」才能はすごいと思いました。もちろん悪い意味でです。


*1:完全に『アイデン&ティティ』の世界