2006年のベスト3
年間100冊は読みたいなーと思いつつ、年々読書量が減っています。2004年は96冊、2005年は75冊ときて、2006年は41冊。うわ、少なー…。通勤時間が短くなったり、毎週末カフェで集中読破とかをやらなくなった関係だと思います。読書以外の楽しいことに時間をさいているというのもあるけど、とにかく1冊にかける日数が上がった。2007年はせめて50冊越え目標にしとこうかな。ハードルひくー。
そんなわけで、ワタシ的ベスト3を挙げてみました。これはもう完全私の好みなんで、あんまり参考にならないと思いますがまあ。
1位 ウォーレスの人魚/岩井 俊二/★★★★★
素晴らしさのあまりうまくまとめられなくて感想が書けていませんが、個人的にとても好きです。あまりにのめり込みすぎてあっという間に読み終えた。まあ、くくりはファンタジーだろうね。2位 雨鱒の川/川上 健一/★★★★★
素晴らしい作品です。純愛モノ。こんなに美しい物語は初めて。読後にこんなに涙が止まらなかった本はほかにない。3位 文庫版 姑獲鳥の夏/京極夏彦/★★★★★
トリックなどについてはまあいろいろあるので置いときますが、初めての京極は衝撃的でした。
次点
マリコ/マリキータ/池澤 夏樹/★★★★☆
透き通ってる世界観が好みです。でも残念ながらエピソードが鮮烈な記憶として残っていないので、次点。陽気なギャングが地球を回す/伊坂幸太郎/★★★★☆
id:standaloneも言ってますが、映画によってイメージが上書きされてしまったせいでイメージダウン。映画を観る前まではすげー面白かったのになあ。もったいない。
続いて映画。
1位 スウィングガールズ/★★★★
文句なしの堂々1位。音楽は本当に素晴らしいなあ、ということを改めて思います。2位 化粧師/★★★★
化粧師ってエロいねん。3位 クロエ デラックス版/★★★★☆
もうなんていうか、素晴らしく美しい映画なんだけども、あまりに哀しい結末なので苦しくて苦しくて、本当につらい。それだけです。観たあとにものすごいへこんで、そしてしばらく抜け殻になります。
以上、タイトル数が少ないので選出はほとんど迷いませんでした。昨年id:standaloneのオススメ本をほぼ消化できましたが、今年は誰かに選んでもらうとかそういうのをまったく考えてませんでした。ここを読んでいらっしゃる方で、何かオススメがありましたらぜひとも教えていただきたいです。
なかなか更新ができない日々ですが、今後ともどうぞよろしくお付き合いください。