からだのひみつ/田口ランディ、寺門琢己/★★☆☆☆
田口ランディと鍼灸師の寺門氏が、男女のからだのしくみや性について語る対談本。いうなれば「学校では教えてくれない保健体育」みたいな感じ?まぁ面白いこと言ってる部分もあるんだけど、全体的に退屈だった。うーん、やっぱり小説以外の田口ランディはなんかだめだー。
初体験に問題(早熟すぎたりレイプされたり性的な虐待)があると、女の子は自分に対する自信をことごとく失ってしまう。精神的に常に男性よりも優位に立っていたいがため、その後付き合う男性はすべからくどうしようもない奴になってしまうそうです。ほー。だめんずうぉーかーの原点は初体験にあり。
だから、日本の学校は初潮教育と同じくらいの重要度で「初体験教育」をすべきだと、彼らは主張しています。両親だけではなく、誰もがうらやむような素敵カップルが街にあふれていれば、みんなそれに憧れて素敵な男女関係を築こうとするはずだと。で、代々木忠(AV女優スカウト界のカリスマだそうですが当然知りません)を講師にして、イタリア風の性教育をすれば、世の中の男女関係はうまく回っていくのではないかと。こう仰っています。
おまえら…!好き勝手言いやがって…!(ねたみ)
あ、ひとつだけためになったのは、「男は鉄、女は竹」という例えです。