スライディング・ドア/★★☆☆☆

もしあのときに地下鉄に乗れていたら、乗れなかったら、のふたつの場合のストーリーが平行して展開していく。こういう設定は好きな方なので期待して観てたんだけど、内容がどうも好きになれなかった。ラストも一見ハッピーエンドに見えなくもない(というかハッピーエンドなんだろう)が、どっちの道を選んでも結局子供流産するっていうのが暗澹たる気持ちになる原因。とはいえかたや命まで落とすんだから、それに比べれば…って思う人もいるんだろうけど、私にはちょっと受け入れがたかった。
それにあのだめんずがどうにもムカついてムカついて仕方がないのだけど、残念ながらジェイムズがちいとも魅力的な男性に見えなかった(私のタイプではないという意味)ので対比がそれほどできない。

あと、なんでボート競争に勝ったからといって大の大人が大勢集まってアブラハムを歌い踊るのか、という話が後で出たのだけどこれはまったくもって意味不明。何か文化的な背景があるのかしら? 私はただの体育会系のバカ騒ぎだと判断してたのだけど。

なんにしても、2度観る価値はないかもね。(既に観たとは知らずにすいませんでしたー>id:standalone