プライマー/★★★☆☆

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アインシュタイン相対性理論を発表して今年で100年だそうで、国連によると2005年は「世界物理年」なんですって。先日書店に行きましたら、私がいつか定期購読したいと願い続けて早や5年経つ『Newton』さんが別冊で相対性理論スペシャルを発刊してましたので、この機会に私も物理とかに詳しくなりたいです(理解できるかどうかはまた別の話です)(漠然とした理系への憧れ)。つかその前に相対性理論ってナーニ?(キラキラした瞳で)(バカ丸出し)(ついでに舌も出します)(アインシュタインだけに)……ええと、とりあえず何においてもいい加減で適当すぎるこの性格を直すにはどのターニングポイントまで遡ればいいのかを思い出すために、ちょっくら自分探しの旅に出ようと思います。最近自分のアレっぷりに頭がくらくらします。アレが何かなんて聞かないで。ナントカにつける薬がないことくらい知ってるよ!

というわけで先日たまたま観た映画の予告編で気になったので観てきたのですけれども。


何かを研究していたら偶然タイムマシーンが出来てしまい、エイブとアーロンは二人だけで一儲けしようとするが、タイムトラベルを繰り返していくうちに様々な矛盾が露呈し…。というSFミステリ。


えーと、率直に感想を言いますと、さっぱりわかりません。


何がわからないって、それすらもうまく表現ができないんですが。公式サイト見てみたら「箱に6H入って、入る6H前に出る」とか書かれてて、えっと1日36H計算だって言ってるから…体感時間は…んー? そんであのときのエイブがすでにダブルだから、じゃあオリジナルはどうしたんだっけ…? そもそも誰主観なの? とか、アレとかコレとか、うーん、うーん。熱が出そう。いや、設定はものすごく好きなんですけど。いかんせん脳みそがついていかないもので。
観終えてから一緒に行った数人でいろいろ話し合ったのですが、「説明がものすごく不親切な映画」だということはわかりました。いろんな断片を思い出しながら想像でああだこうだ言うことはいくらでもできるけど、それらの断片がひとつに繋がらないというか、パズルが完成せずに謎が謎のまま終わってしまう感がたっぷりです。約90分間、ひたすら目の前に並べられていくピースを見つめ続けて、気付いたら上映が終わってます。えええー! そんなんでわかるかぼけー! という感じで。私の頭が悪すぎるのでしょうか。

どうやら真相を解明するためにリピーターが後を絶たないという噂(が立っているのか立てられているのかは定かでないが)ですが、もう一度や二度観たくらいでは絶対わからないのでたぶんDVD観ながらメモを取りつつ、何度も何度も検証しないと納得がいかないように思います。

気になる人は観てください。そしてわかりやすい回答編を誰かアップしてください。謎をさくさくと理論的に解ける人ってすごくかっこいいですよ! モテますよ! たぶん。