体に覚えさせる

日曜以来玉をついていなかったので、どうしてもつきたくなってまた駅前のⅠビリヤードへ。各ポケットの前に的玉を置いて順番に落としていくという練習は、7割の確率で全部取れるようになった。店主にも「うまくなった」と言われ、非常に調子に乗っている。ただしこれは易しい位置から始めているからであって、次は取りづらい位置からのスタートでもクリアできるようにしよう。
今日は四つ玉の大会があったらしく、それについて一通り話を聞いてからバンクショットについて教えてもらった。店主がなぜその大会に参加しなかったかというどうでもいい理由を聞かされた。参加者のほとんどが年配だからだそうだ。申し訳ないが本当にどうでもよかった。ビリヤードと同時に愛想笑いもうまくなったと思う。

バンクショットだけでなく、クッション使いは私の一番苦手とするもので、クッションするポイントを見極めることがまったくできない。三角形の定義はわかるけれどもそれを目分量で出してそこに当てても大体見当違いのところへ行ってしまう。なるべく近いクッションのポイントを割り出すことと、ひねりと組み合わせて、あとはもう何度も経験を積むしか他に方法はない。バンクショットを狙い通りに行うのにはまだ先が長そうだ。

最後に、センターショットで必ず手玉が若干左にブレる(毎回同じ軌道)のを解消したいと申し出た。原因は右手のグリップにあることが判明。がっちり握らないことばかりに気を取られていたら、ゆるく持ちすぎて肝心の親指と人差し指の基点が曖昧になっていた。グリップを安定させたら、肘から下がまっすぐ動く感覚が体感でき、嘘みたいにピタッと手玉が止まるようになった。話はここからだ、というところに帰結。